短歌

結社歌誌「覇王樹」８月号より（４）被批評（１）

　結社歌誌「覇王樹」２０１９年８月号の「紅玉集展望（六月号）」で、Ｏ・朝子さんが６月号の僕の２首を批評して下さったので、その（１）をアップします。 ・青年の歌…

結社歌誌「覇王樹」８月号より（３）題詠「昇」

　昨日に続き、結社歌誌「覇王樹」８月号より、題詠「昇」１首をアップします。 　　題詠「昇」 六段より昇ることない囲碁にして打たないが買う「囲碁年鑑」を 写真Ａ…

結社歌誌「覇王樹」８月号より（２）僕の歌（２）たった四人の

　昨日に続き、結社歌誌「覇王樹」２０１９年８月号より、僕の歌（２）３首をアップします。 拭き拭いて洗い洗いて待ちており十連休に帰省する子等 子夫婦と別れを惜し…

結社歌誌「覇王樹」８月号より（１）僕の歌（１）声のどやかに

　７月２７日に、属する結社の歌誌「覇王樹」２０１９年８月号が届きました。僕の歌６首（８首より選）は幸い、連続で特選でした。その（１）３首をアップします。 イン…

今日の３首（４－１６）音頭をとった

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 吹かれるは牧笛だったイラストを貼る前は小さくわからなかった ピーと鳴り洗濯機音と気づく夜半トイレのノブに…

今日の３首（４－１５）これまでわずか

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 障害がブログ会社にありて今朝ｐｖ数が０のままだよ（アメブロではありません）。 パソコンのネット配線は戸を…

今日の３首（４－１４）捜しあぐねた

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 昨夜には捜しあぐねた一枚のシールを見つけた小卓にある 電機屋が何かあったら電話をと置いたシールを冷蔵庫に…

今日の３首（４－１３）「令和」

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 「令和」との新元号の発表に「命令を諾け」と言うようで嫌 平成は土下座のようで嫌だった戦後昭和の育ちの僕は…

今日の３首（４－１２）泡がきれない

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 耐えるより仕方ないのか妻が置く嫌な匂いの消臭剤に 洗剤を付け過ぎなのかスポンジを絞り洗って泡がきれない …

今日の３首（４－１１）幼げで

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 交差路を右折と右折すれ違い反り別れゆく淋しさを知る 交差路を右折してゆく　周囲には車のいない青信号を テ…

今日の３首（４－１０）こんな筈では

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 候補者の名前を連呼するのみの選挙カーを疎む昼過ぎ 外出より戻りしばしを茫と遣る小遣い帳は付けたけれども …

今日の３首（４－９）スマートレター

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 一合は一食分に多いけどカレーライスに丁度良いだろ シクラメンの萎れた花が生き返ることはないけど水遣りをす…

今日の３首（４－８）ガムシロップを

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 漫画家のお手製であるカレンダー卓上型は抽選で得た カルピスの瓶と思っていたけれど珈琲だった　ガムシロップ…

今日の３首（４－７）後ろめたい

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 朝のうちシャワーを浴びる勤めいる妻には後ろめたいけれども 六時間で老いの眠りは足りるのか二度寝しようとし…

今日の３首（４－６）甘んじて

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 ランキング十二位さえも甘んじて受け入れようとする我なのか ランキング十九位となるかつての日トップを獲った…

今日の３首（４－５）妬みは軽い

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 先輩の受賞の記事を切り抜きて貼りてしまえば妬みは軽い 三日ぶり髭を剃るから新しいＴ字カミソリ使う昼過ぎ …

今日の３首（４－４）妻は知らない

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 階段を後ろ下がりに掃除するゴミは少なく妻が掃いたか クッキーに蜂蜜を垂らし食べてゆくこの美味しさを妻は知…

今日の３首（４－３）顧みれば

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 顧みれば月八十首のペースもち歌を詠みきてブログに挙げた 律儀にも飲み続けいる薬たち何になるのか今朝もまた…

今日の３首（４－２）今朝には惜しむ

　昨日に続き、歌稿プリントより、３首をアップします。 茶房より戻りて弊衣を着るわれの貧を誰にも知られていけない 薄くって紅茶の色のコーヒーに砂糖を入れて飲めば…

今日の３首（４－１）夜深く

　７月１１日夕方、たいへんな事に気づきました。（７）まで進んでいた、「今日の２首（２６）」シリーズの前に、１ヶ月分の歌稿を忘れていたのです。３月半ば～４月半ば…

今日の２首（２６－６）十六夜の月

　昨日に続き、歌稿プリントより、２首をアップします。 皿洗い途中にふっと眠くなる腹の満ちたか薬のせいか 晴れる夜の続いて道に仰ぐ月ネットにて知る十六夜の月 写…

今日の２首（２６－６）どこをさまよう

　昨日に続き、歌稿プリントより、２首をアップします。 昨夜には罵った妻日曜の今朝には居ないどこをさまよう やむを得ず市議選に行き投票す嫌われ者の地元候補に 写…

今日の２首（２６－５）帰省が近い

　昨日に続き、歌稿プリントより、２首をアップします。 子夫婦の帰省が近い部屋の戸を開けおき風を通せと妻は 今朝に飲む即席（インスタント）のカフェラテは美味しく…

今日の２首（２６－４）田起こし

　昨日に続き、歌稿プリントより、２首をアップします。 田起こしの音の響いて今朝見ればトラクターでなく耕運機だよ 歩きつつ耕運機を押し起こす人四月二十日に田植え…

今日の２首（２６－３）甘くて濃ゆい

　昨日に続き、歌稿プリントより、２首をアップします。 スティックの粉茶をお湯に溶かし飲む甘くて濃ゆい緑茶だったよ 寝不足に起きてトイレに行った後また眠ろうとし…

今日の２首（２６－２）救いを求め

　昨日に続き、歌稿プリントより、２首をアップします。 沢庵と茄子漬けひと切れずつ摘まみ一人の昼餉しまいとはする 短歌には救いを求め有名や歌壇活躍を望みはしない…

今日の２首（２６－１）心を揺らす

　先の６月２９日以来の、「今日の２首」シリーズに戻って、「２６」の始まりです。 この朝に心を揺らす通信のありて昨日を振り返られる 肝心のパック珈琲を飲み捨てた…

結社歌誌「覇王樹」７月号より（５）被批評（２）

　昨日に続き、結社歌誌「覇王樹」２０１９年７月号より、Ｏ・朝子さんの批評欄「紅玉集展望（五月号）」から被批評（２）をアップします。望外の（藤井聡太７段の真似の…

結社歌誌「覇王樹」７月号より（４）被批評（１）

結社歌誌「覇王樹」２０１９年７月号の「紅玉集展望（五月号）」にて、Ｏ・朝子さんが僕の２首を批評してくださいましたので、今日はその（１）をアップします。 ・二時…

結社歌誌「覇王樹」７月号より（３）題詠「改」１首

　昨日に続き、結社歌誌「覇王樹」７月号より、題詠「改」１首をアップします。 　題詠「改」改元に世は移るのかどんぱちでなくてサイバー決戦あるか 写真ＡＣより、「…

結社歌誌「覇王樹」７月号より（２）僕の歌（２）

　昨日に続き、結社歌誌「覇王樹」２０１９年７月号より、僕の歌６首から（２）３首をアップします。 道端に車を止めてスマホへと歌を書き込む何者か我 ガラス戸の左下…