【スペルト小麦でパン作り】アレルギーが出にくく、栄養が高い古代小麦。冷蔵庫で低温発酵させてゆっくり作りました。
いつもナッツやドライフルーツ、小麦粉などを購入している「ナチュラルキッチン」で、今回初めてスペルト小麦粉を購入したので、天然酵母パンを作ってみました。 発酵には冷蔵庫を使って「低温発酵」させてみましたが、うまくできました! スペルト小麦とは スペルト小麦というのは、現在の小麦の原種にあたる古代穀物です。 グルテンの性質が小麦とは異なり、アレルギーを起こしにくいと言われており、また栄養価も高いそうです。 小麦粉で作ったパンなどをたくさん食べると、どうもお腹が重くなる感じがあるので、スペルト小麦は前から興味がありました。 が、あまり市場には出回っていないため、私はスペルト小麦粉をネット通販で取り寄せてパンを作ることにしました。 スペルト小麦でパンを作りました 私のパン作りは、自己流の手ごねパン。 つくり方は割と適当ですが(笑)、それでも十分においしいパンが作れています。 今回は、オーガニックのスペルト小麦粉を使いました。 つくり方や配合などは、以前に記事にした「全粒粉の天然酵母パン」のレシピとだいたい同じです(下記リンク)。 が、「軽くこねるだけで十分なグルテン膜が形成される」との商品説明があったので、こねるのは少なめにしました。 参考までに、こんな感じのレシピです。 スペルト小麦粉 250g ぬるま湯 170g前後 天然酵母(ドライイーストタイプ)4g デーツシュガー 8g 塩 少々 オリーブオイル 適量(なくても可。その場合は水分量を調節します) つくり方は、こちらの記事とほぼ同じです。 今回のスペルト小麦粉のパン作りで、上記記事と違う作り方をしたところは、 一次発酵は常温で3~4時間。 二次発酵は冷蔵庫で一晩、低温発酵。その後、冷蔵庫から出して常温に戻す。 という風に、発酵にゆっくり時間をかけたところです。 こちらが、手ごねした後、一次発酵前の生地。 常温で発酵させた後。 二次発酵前。型にはオリーブオイル塗り、粉をはたきました。 冷蔵庫で一晩低温発酵させた後。膨らんでいます。 パンは焼かず、いつも通り蒸し器で蒸しました。このほうがAGE(老化物資)が少ないし、作りやすく、好きなんです。